普段はあまり気にせずに過ごしている方もいらっしゃるかもしれませんが、
床の色というのはお部屋の印象を大きく左右するものでもあります。

明るい色みの床であれば、お部屋は自然と明るく広く見え
暗い色みの床であれば、お部屋は落ち着いて狭く見えるもの。

床の色一つでお部屋の雰囲気はガラッと変えることができるため、
インテリアの好みが変わってきたり、気分を一新したい方などに
床のリフォームはおすすめなのです。

また、冬場の底冷えがひどく床暖房を検討中の方なども
床のリフォームをすることで生活面での快適さがUPするためおすすめです。

床材の種類は多くありますが、中でも木質のフローリング材をはじめ
クッションフロアやタイル、畳、カーペットなどがよく使われる材質としてあげられます。

一般的に使われているフローリングは、
単層フローリング・複合フローリングに分かれ種類やグレードの幅が広く
お好みの床材を見つけることができるはずです。

過去の記事新築やリフォームで取り入れたい人気の無垢材！特徴やお手入れ方法もご紹介！にて
フローリングの種類についても触れていますので合わせてご確認ください。

クッションフロアは木質のフローリングとは違い、
合成樹脂の塩化ビニールなどを用いて作られるビニール系の床材です。
耐水性がありお手入れも楽々で、踏みごこちも柔らかいため
小さなお子様のいるご家庭にも安心の床材です。

ただし、クッションフロアは耐水性には強いものの摩擦や傷に弱いため
そうした耐性を求める場合には、
同じビニール系でも硬度のあるフロアタイルがおすすめと言えます。

次にタイルなどのセラミック系の床材は、石や鉱物が主原料のため
耐水性に加え、摩擦や傷にも強く他の床材に比べて経年劣化も少ない床材です。

ただしタイルは冬場は床暖房がなければ歩けないほど冷たくなってしまったり、
硬いが故に足腰に負担がかかる、部材価格の高さなどのデメリットがあります。

冬場も快適に過ごすために床暖房を設置したいとお考えの方も
いらっしゃるかと思いますが、
全ての床材が床暖房に適しているわけではありません。

一般的に使われる複合フローリングは熱に弱く、乾燥、ひび割れ、反りが
起こりやすいため床暖房には不向きです。

床暖房を設置する際は、床暖房に対応した無垢フローリングや、
また直接その上に座ったりするのであれば、
仕上げ材をカーペットなどにすると良さそうですね。

床材以外にも、床暖房を設置する際は
電気容量や設置面積、マンションの場合はそもそも施行が可能か？など、
さまざまな確認が必要となってきます。

今回は”床のリフォーム”についてまとめてみました。

床のリフォームまで考えてないという方が多いかもしれませんが、
お部屋の雰囲気を変えるにはとてもおすすめなリフォームです。

ご自身のニーズに合わせた費用や床材の種類をしっかり考え、
後悔のない床のリフォームを行ってください。

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