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はじめての不動産購入!物件探しから引き渡しまでの流れを知りたい方向け

不動産購入の流れや準備しておくものは?

こんにちは!

今回は、”不動産購入の流れ”についてご紹介いたします🌿

「初めての不動産購入で、何から手をつければ良いかわからない。」

「不動産会社にお願いする前に、大まかな流れを知っておきたい。」

と、お思いの方も多いのではないでしょうか。

人生でも、大きなお買い物となる不動産購入です。

予め大まかな流れを把握しておくことで、
担当者にも希望の条件などをしっかり伝えることが出来るでしょうし、
必要な資金なども余裕を持って準備できます。

お家探しをされている方、いずれは購入したいなとお考えの方も
今回は一緒に物件探しから決済・引き渡しまでの流れを勉強していきましょう♪

まずは希望の条件をあげてみましょう

家賃がもったいない、結婚して家族が増えた、今のお家が手狭になった・・
などの動機から、皆さんお家探しを始められるかと思います。

お家探しを始める上で、条件を整理することはとても大切です。

*予算
無理なく支払える月々の金額がいくらなのか?
(今お住まいの家賃との比較や、自己資金の有無、ボーナス払いは使うのか…)

*エリア
皆さんの住みたいエリアはどこなのか?
(最寄り駅、学校区、近隣施設…)

他にも設備や性能など、新しいお家を購入するのだから拘りたい条件は
たくさん出てきますよね。

しかし、残念ながら皆さんの思う「100点満点のお家」というのはありません。
条件が増える=予算を増やす ということになります。

その分の予算を上げられるのか、本当にその条件は必要なのか。

優先順位を考え、一番叶えたい条件を整理できるかどうかが、
満足のいく家探しにかかってきます。

この条件を整理出来ない方が、「家賃がもったいない」と感じつつも
何年もお家探しをしてしまうのです。

お店に行って相談・内見をしよう

条件の整理が出来たら、チラシやネットから不動産会社に連絡し
実際にお店に行ってみましょう!

→不動産会社や担当者選びにお困りの方はこちらをご参照ください♪
「マイホームの購入!おすすめの不動産会社や注意するポイントは?」

はじめてのお家探しで、少し緊張するかもしれませんが
相手は不動産のプロですので、希望の条件や悩みごとなどをしっかり
担当者に伝えることで、皆さんの希望に沿った物件を紹介してくれます。

レインズや物件資料を元に、いろんな物件を見せてもらえると思いますが、
間取りだけではわからないこともあります。
日当たりや風通し、周囲の環境などを知るために、次は現地の見学をします。

実際に内見すると、気になることが出てくるはずです。
間取りや設備をはじめ、時間による日当たりの違いや、交通量の違い、周囲の治安の良さや
駅までの距離、道など。
どんなことでも構いませんので、皆さんが気になったことは
しっかりと担当者に確認するようにしましょう。

住宅ローンの事前審査の申し込み

購入しても良いなと思える物件に出会ったら、
早めに住宅ローンの事前審査を申し込みましょう。

事前審査では、主に申込者に返済能力があるかどうかを
購入予定の物件・年収・職業などから審査され、
金融機関にもよりますが、数日〜1週間で審査結果がでます。

お客様によっては追加書類もございますが、一般的な必要物としては次の通りです。

事前審査をしておくことで、資金の目処が立てられたり、
不足の事態にも余裕を持って対応することが出来ます。

また、売主も返済能力があると事前審査を通過した人であれば
安心して取引ができるので、事前審査は早めに申し込むほうが良いのです。

個人の信用情報については、割賦販売法・賃金業法指定信用情報機関(CIC)
日本信用情報機構(JICC)全国銀行協会(KSC)の各機関より、
ご自身で取り寄せて確認することもできますので、不安な方は調べてみてくださいね。

物件の購入申し込み

ローンの事前審査が無事に通れば、次に物件の購入申し込みを行います。
「買付証明書」を明記し、売主と契約条件を調整・確認が完了した後に売買契約を
かわすことになります。
その為、契約をしない限りは、申し込んだからといって
必ずしもその物件を抑えることはできないのです。
こうした事情により、売買契約は申込んだ当日〜1週間以内に行われることとなります。

売買契約の締結

購入申し込み後、売買契約の締結を先ほどお伝えしたように
遅くとも1週間以内に行います。

その際に、重要事項説明書についての説明も受けます。

*重要事項説明書とは、文字通り重要な事項が記載された書面のことです。
売買契約を締結する前に宅建業者(説明を行う宅地建物取引士)から説明を受けます。
物件や取引に関する事項が記載されていますので、
分からない点があれば、必ず確認するようにしてください。

重要事項説明を受けた後、不動産売買契約書を用いて売買契約を締結します。

契約を結んでしまうと簡単には解除ができませんのでしっかりと内容をご確認ください。

そして売買契約締結時には、「手付金」と呼ばれる金銭を売主へ支払います。

手付金とは、売主・買主の双方の意思表示に信頼性を持たせ、
契約の成立を担保する目的で授受されるものです。

不動産売買契約では一般的に”解約手付”とされており、相場は売買代金の5〜10%です。
(不動産会社が売主の場合は20%までと法律で定められています)

手付金の準備が出来ずカードローンなどで一時的に借り入れたりすると、
住宅ローンの本審査で不利になることがありますので、ご注意ください。


✅媒介契約の締結

仲介業者に依頼した際は、重要事項説明または売買契約締結の前後で
「媒介契約書」というものも交わします。

本来であれば売却同様、その不動産会社に依頼した時点で
契約を締結するべきなのですが、
初めてお店に行った瞬間に契約を結んで欲しいなんて言われるとびっくりしますよね。

なので、購入時の媒介契約のほとんどがこのタイミングで行われます。
媒介契約には、専属・専任・一般の3種類がありますが、
不動産購入時において、たいていは一般媒介の契約を締結します。

→媒介契約について詳しく知りたい方は、こちらをご確認ください*
「不動産の売却をお考えの方向け!すぐに分かる売却のキホン」

この媒介契約も締結してしまうと、皆さんにも契約上の義務が発生するので、
媒介契約締結前に、皆さんのご希望を明確に伝え、
また不動産会社のサービス内容の確認もしっかり行うようにしてください。

また、媒介契約を締結すると、”仲介手数料”という金銭の支払いが必要になります。
(仲介手数料とは、不動産会社に対して払う手数料のことです)

こちらは売買契約時に半額を、残金は引き渡し(決済)時に支払います。

仲介手数料には上限額が決められており、
下記表(+消費税)が速算式としてよく使われています。

上記のことから、仲介業者を通して売買契約を行う際には
・手付金(売買代金の5〜10%)
・印紙税(物件価格により異なりますが、
    〜1000万円の物件で5000円、〜5000万円の物件で10000円)
・仲介手数料(物件価格により異なります)

以上の費用が必要となります。

住宅ローンの本審査の申し込み


売買契約を締結したら、いよいよ住宅ローンの本審査に進みます。

本審査では、事前審査のチェック項目に加え、
返済時の年齢や健康状態、勤務先の事業内容に勤続年数や雇用形態なども審査されます。

本審査での必要物としては、こちら。

ローンの本審査を通過し承認されれば、金融機関と正式な契約
“金銭消費貸借契約”を結ぶことになります。

 
事前審査に通ったからといって、本審査に100%通るというものでもありません。

その間に新たにローンを組んだり、収入・借入の額に変動があったりすると
ローンの本審査に通らなかったり、減額される可能性があります。

他にも、新聞代や携帯代の引き落とし不足、クレジットカードの延滞、
消費者金融での借入なども審査の合否に大きな影響を与えます。

また、事前審査をインターネットで行なった場合、
事前審査は通ったのに本審査では落ちたというケースもありますので注意が必要です。

審査に落ちる可能性を低くするためにも、
現在の借入状況を把握、見直しておくことが大切です。

万が一本審査に落ちた場合でも「住宅ローンの融資利用特約」が
不動産売買契約書に設けられていることが一般的なので
ペナルティなしで契約を白紙にすることができ、手付金も皆さんに戻ってきます。
(※申請書類の不備などによる買主側の過失でローンの審査に落ちた場合では、
 この特約の対象とならないことがあります)

それに金融機関にも”個性”があるため、別の金融機関では審査に通るということもあります。
不動産会社・担当者を選ぶ際、こういったポイントも抑えて決めることが大切です。

引き渡し前に物件をチェック

新築物件であれば、引き渡し前に現地で内覧会が行われますので
傷や汚れが無いか、契約書や仕様書通りに仕上がっているかなどを確認し
気になる点があれば引き渡しまでに修復してもらうよう依頼します。

中古物件においても、引き渡しまでの間に売主や不動産会社と
現地の確認を行ったりする場合もあります。
物件内覧の際に約束した修復箇所がきちんと修理されているかなどを
しっかり確認してください。

決済・物件の引き渡し

売買契約にて決められた日時に、決済お引き渡しを行います。
場所は買主側が利用している金融機関にて、平日の午前中に行われることが一般的です。

当日は売主・買主・司法書士・不動産会社・金融機関の担当者が集まり
このような流れで決済お引き渡しを行います。

①司法書士による確認
(本人確認、所有権移転登記にかかる書類の確認を行います)
②残代金のお支払い
(住宅ローン利用の場合には、ここで融資が実行されますので、
 手付金等を差し引いた残代金のお支払い、
 また登記費用のお支払い、固定資産税などの精算を行います)
③鍵・関係書類の引き渡し
(物件の鍵や、設備の保証書・取扱説明書等の各種書類を受け取ります)
④仲介手数料など諸費用の支払い
(売買契約の際に支払った仲介手数料の残りを支払います)


この為、決済お引き渡しの際には
・購入金額の残代金(住宅ローン利用時は借入金にて支払い)
・固定資産税等の精算金
・仲介手数料の残金

の費用が必要となってきます。

まとめ

以上が不動産購入の流れとなっております。

また、住宅ローン控除を受けるには購入の翌年に確定申告をする必要があります。
忘れてしまうと税制面での優遇を受けられなくなるので、対象の方はご注意ください。

ここまでお読み頂いた方はお分かりかと思いますが、
不動産の購入には様々な諸費用や税金がかかります。

目安としては物件価格の8%〜10%がかかると言われています。

頭金なしでお家を買える時代とは言われていますが、
購入以前にかかる費用も多くあることから
不動産購入の際は事前の資金計画が非常に大切になってくるのです。


なんだか大変な作業や難しそうなことが多いなぁと思うかもしれませんが、
この先には夢のマイホームが待っています^^

信頼できる不動産屋さんを見つけて、お家探しを楽しんでくださいね。

最後に

HitoTokiは兵庫県明石市の西明石にお店がある不動産会社です🌿

不動産の売買仲介・注文住宅・リフォームのほか、
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