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老後も安心!浴室のバリアフリーリフォームのポイントを解説!

将来も安心して入浴したい、バリアフリーなお風呂にするには?


こんにちは!

今回は”浴室のバリアフリー化”についてご紹介いたします。

私たちが住む日本は今や超高齢社会とも言われ、
内閣府が出している令和3年版高齢社会白書(※1)によると、
日本の高齢化率は28.8%。

日本全体の人口が1億2,571万人(R2.10月時点)、
うち65歳以上の人口は3,619万人(男性1,574万人・女性2,045万人)となっています。

老後も安心して暮らしていくために
お家のバリアフリー、中でもここでは浴室にスポットを当てて
見ていきましょう。

※1出典:第1節 高齢化の状況 令和3年版高齢社会白書(概要版)内閣府

なぜバリアフリー化が推奨されるのか?

高齢者の方と同居していたり、あるいは将来自分が高齢になった時に
安心して暮らしていきたいからといった理由で
皆さんお家のバリアフリーリフォームを行われます。

お家、特に滑りやすく水を使用する浴室は
高齢の方にとって、危険が多く潜んでいる場所です。

お家をバリアフリー化することで、
足腰の弱まった高齢者でも安心して暮らしていけるというのが
このリフォームを行うポイントの1つですが、
もう1つは、介護する側の視点を考慮しリフォームすることで、
お互いの負担を軽減できるという理由もあります。

浴室をバリアフリー化する際のポイント

危険の多い浴室で、では一体どういった対策をとり
リフォームしていけばいいのか?

怪我や健康状態を保つために行いたい
浴室のバリアフリー化のポイントを見ていきましょう。

浴室での転倒防止対策

神戸市の「思いがけない怪我をなくすために〜日常生活における怪我の予防〜」
(平成31年1月1日〜令和元年12月31日までの1年間の救急搬送人員データ)(※2)によると、怪我の原因で最も多いのは全体の69.5%を占めた”転倒”でした。

怪我の発生場所は全体の51.9%は住宅で起こっており、
年齢別でみると70歳代〜搬送車数が増加、
最も多い85歳〜89歳は全体の16.4%を占める結果となっています。

段差や滑りやすい床材により、転倒された方が多く
浴室にはその危険がたくさんあります。

水はけの悪いタイルなどは滑りやすいため、
滑りにくく水はけの良い材質で、万が一転倒した際にも
衝撃を吸収してくれるような床材を選ぶと安心です。

また手すりのない浴室であれば、
浴槽へ出入りする際につかめる場所や、浴槽の中、
段差が気になる出入り口などに設ける、

手すりが既に設置されている場合にも、
設置場所は適正か?増設する必要はないか?考えてみましょう。

出入り口の段差

一般的に浴室は脱衣所よりも若干低く設置されているため、
浴室から出る際につまづいて転んでしまうリスクがあります。

リフォームする際には、この段差を2cm以下に抑える、
もしくはフラットにしてしまいましょう。

ただしフラットにした場合、浴室の水が脱衣所まで浸水しやすくなるので
排水機能を設ける必要もあるでしょう。

浴槽の深さ

一般的な浴槽の深さは60cm程ですが、高齢者の方や
足に障害のある方、また小さなお子様にとっても跨ぎづらいものです。

無理に跨ごうとすると、転倒のリスクも伴うため
リフォームする際は、40cm程の深さに抑える、
ステップを作るなどして、出来るだけ負荷がかからないように設置しましょう。

ヒートショック防止対策

神戸市の「思いがけない怪我をなくすために〜日常生活における怪我の予防〜」
(平成31年1月1日〜令和元年12月31日までの1年間の救急搬送人員データ)によると、
入浴事故・ヒートショックにおいて403名の方が救急搬送されており、
そのうち83.4%が65歳以上の高齢者の方でした。

ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が乱降下したり、
不整脈、失神などの症状が起きる健康障害で、
身体にもかなりのダメージがかかり、心筋梗塞や脳卒中に繋がる可能性もある
大変危険なものです。

ヒートショックを防止するためには、温度差を少なくする必要があるため、
脱衣所が寒いお家は脱衣所などに断熱材を入れる、暖房器具を設置する、
浴室の床をタイルから変更するなどして、対策をとりましょう。

リフォームの際は補助金制度を活用しよう

既存の住宅をバリアフリー化するためにリフォームを行う場合、
国や自治体、介護保険からの補助金制度を利用できることがあります。

利用には条件や限度がありますが、
条件を満たし制度を活用することでリフォーム費用を抑えることができます。

また、補助金の他にも固定資産税の減税を受けられる制度もあるため、
リフォームをお考えの方は国土交通省のHPをご確認ください。

まとめ

今回は”浴室のバリアフリー化”についてまとめてみました。

過去の記事いつかは考えたいバリアフリーリフォーム!老後を快適にするには?では、浴室以外のバリアフリーについても触れています。

人生100年時代、老後も安心して暮らしていくために、
バリアフリーについて考えてみるのはいかがでしょうか?

最後に

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