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いつかは考えたいバリアフリーリフォーム!老後を快適にするには?

人生100年時代、老後に備えたリフォームが必要?

こんにちは!

今回は”バリアフリーリフォーム”についてご紹介いたします。

人生100年時代と言われている昨今ですが、
マイホームを購入した頃と老後ではお家に対する住み心地も変わってくるかと思います。

若い頃は必要としなかった設備が必要になったり、
間取りに煩わしさを感じたりと、年齢を重ねるうちに
“バリアフリーなお家”を意識するようになる方も多いはず。

こちらでは老後を快適かつ安心して過ごしていただけるよう、
リフォームのポイントをまとめました。

そもそもバリアフリーとは?

“バリアフリー”とは簡単にいうと
「バリア(障害)」を「フリー(除く)」という意味。

社会生活で障害者の方や高齢者の方にとって
障壁となるものを取り除きましょうというものです。

内閣府が出している令和3年版高齢社会白書によると、
日本の高齢化率は28.8%。

日本全体の人口が1億2,571万人(R2.10月時点)、
うち65歳以上の人口は3,619万人(男性1,574万人・女性2,045万人)です。

65歳以上の人口は年々増加しており、
昭和25年には総人口の5%にも満たなかった人口が、昭和45年には7%、
平成6年には14%、そしてその後も上昇を続けて現在の28.8%となっています。
(*15〜64歳の人口は平成7年8,716万人の以降減少、
 令和2年には7,449万人と総人口の59.3%に)

老後も快適に暮らしていくため、
バリアフリーについて考えておきたいものです。


*出典:第1節 高齢化の状況 令和3年版高齢社会白書(概要版)内閣府

リフォームポイント①転倒防止

神戸市がHPに掲載している
「思いがけない怪我をなくすために〜日常生活における怪我の予防〜」
(平成31年1月1日〜令和元年12月31日までの1年間の救急搬送人員データ)によると、
怪我の原因で最も多いのは全体の69.5%を占めた”転倒”でした。

怪我の発生場所は全体の51.9%を占めた住宅、
年齢別で見てみると70歳台〜搬送者数は増加し、
最も多い85歳〜89歳は全体の16.4%を占めています。


高齢者の転倒事例を見てみると、
・フローリングの床で足を滑らせ、尻もちをつくように転倒
・浴室の段差につま付き転倒
・室内でつまづき転倒

など、滑る・つまづくといった理由が多く上がっています。

そういった事故を防止するためには、

・段差をなくす
・滑りにくい床材を使用する
・手すりを設置する

といったリフォームが必要になってきます。

部屋の境目や段差をなくし、フラットにすることでつまづきを防止、
階段や床は滑りにくい素材を使用する、
また滑りやすいトイレや浴室には手すりを設置することで
滑り防止・立ち上がる際の体重の支えにもなります。

神戸市HP

*出典;【令和2年版】思いがけない怪我をなくすために~日常生活における怪我の予防~-神戸市

リフォームポイント②間取り・玄関周り

家を建てた頃や子供がいた頃は過ごしやすかった
間取りや玄関周りも、年齢を重ね生活スタイルが変わっていくにつれて
「もう少し移動が少ない方がいい」「階段を使いたくない」など
さまざまな悩みが出てくるかもしれません。

2階建てのお家であれば、老後果たして2階を使うのか?
1階と2階の行き来が可能なのか?
部屋数はたくさん必要なのか?

現在は健康でも、もしかしたら車椅子生活になったり、
介助が必要になるかもしれませんよね。

そんな万が一の時も安心できるように、
間取りは1階で完結できる仕様に変更したり、
車椅子生活になってもスムーズに通れる幅に廊下をリフォームしたり、
玄関ポーチにはスロープを設置したりすることを考えましょう。

また、建具に関しても扉は開戸から引き戸に変えると負担も軽減され
車椅子生活でも楽に開閉ができます。

リフォームポイント③設備の見直し

気温が寒くなる冬にかけてよくニュースで耳にする“ヒートショック”ですが、
こちらも神戸市の「思いがけない怪我をなくすために〜日常生活における怪我の予防〜」
(平成31年1月1日〜令和元年12月31日までの1年間の救急搬送人員データ)によると、
入浴事故・ヒートショックにおいて403名の方が救急搬送されており、
そのうち83.4%が65歳以上の高齢者の方でした。

ヒートショックとは、急激な温度変化により
血管が縮み血圧が上がり、逆に血管が広がり血圧が下がり、を繰り返すことです。

血圧が乱高下したり脈拍が変動し、身体にダメージを与えてしまうことで
心筋梗塞や脳卒中に繋がる可能性もあり大変危険です。



床暖房や断熱材の設置、また浴室には浴室暖房を設けるなど
お家の中の温度差をなくすことでヒートショック対策になります。

バリアフリーリフォームの注意点

歳をとってからでは遅いんじゃないか?早めにリフォームした方がいい?と
将来を見据えて先にリフォームをしておきたいと考える方も
いらっしゃるかとは思いますが、必ずしもそうではありません。

早くにリフォームをしても、実際に年齢を重ねた時
これは必要じゃなかった、
手すりの位置はここじゃなかった、と後悔が残るかもしれません。

自分たちが年齢を重ねたとき、本当に必要なものは何かしっかりと
見極める必要があります。

後付けできる手すりなどは必要になったとき、必要な場所に設置するなどして、
そのための下準備は行っておくなどの工夫が必要です。

同居の家族への配慮も必要

老後の生活を快適に送るために考えたいバリアフリーリフォームですが、
バリアフリーが必要でない同居のご家族がいる場合は、
そのご家族への配慮も必要となってきます。

自分たちにとっては使い勝手が良くなるリフォームでも
ご家族にとっては不便に感じてしまうものもあります。

ご家族みなさんが快適に過ごせるように計画しましょう。

まとめ

今回はバリアフリーリフォームを行う際のポイントをご紹介しました。

老後の人生を健康に、快適に過ごすために考えたいリフォーム。

リフォームを行うタイミングや、計画をしっかりたてた上で
ご家族皆さんが幸せに過ごせるお家へとリフォームを行ってくださいね。

最後に

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