登下校の距離が長くなるとどうしても心配事が増えますよね。

送迎のある保育園や幼稚園とは変わり、
小学校・中学校となっていくと子供たち自身で通学することになります。

そのため、家から学校までの距離というのは
子育て世帯にとって重要視するポイントの一つであると言えます。

また、既に小学生以上の子供がいるご家庭では、
校区が変わると子供の友達付き合いも変わってしまいます。

同じ地域での引越しを希望するのであれば、
校区を軸にお家探しを行うとスムーズな購入に繋がるでしょう。

そして、見落としがちなポイントとして、
私立学校の「通学時間」「通学区域」の規制などが挙げられます。

一部の学校ではこうした規制があり、
その条件に当てはまらない場合は入学資格を得ることができません。

お家探しをする際は、目先のことだけでなく
あらゆる可能性を考えた上でマイホームの購入を行う必要があります。

スーパーや病院が近くにあるとないとでは、
子育てに置ける負担が大きく変わってきます。

急に何か必要になった際に買いに行ける24時間スーパーの有無や、
子供の急病時にすぐに向かえる病院など、
周辺環境もお家選びのポイントとして欠かせない項目となります。

小さな子供がいるご家庭の場合は、
上記の施設に加えて、子供が遊び回れるような公園が
近くにあるかどうかも物件選びの大切なポイントとなります。

そして周辺の治安が良いかどうかの確認も必要です。

初めて引っ越す地域の治安はわからないことも多いため、
近所の方やエリアに詳しい不動産担当者にしっかり確認することが大切です。

最近では共働きの家庭も多く、
実家からの援助が不可欠だというご家庭も多くあります。

片方、もしくは両方の実家からかなり離れたエリアだと、
万が一の際に子供の面倒を見てもらうことも困難で、
幼稚園や保育園のお迎えにも支障が出ることも考えられます。

実家からの支援が不可欠だというご家庭は、
住居選びにおいて重要なポイントとなるでしょう。

住居費は一般的に額面年収の20%に抑えることが理想とされています。

子供が居ない家庭や、まだ小さな子供しかいない家庭と
就学児のいる家庭、部活動や習い事への出費が増えてくる年代の子供がいる家庭では、
住居費以外における家計の負担額にはかなりの幅ができます。

子供が小さなうちの家計だけでマイホームを購入してしまうと、
後々家計が苦しくなり、住宅ローンの支払いが出来なくなってしまう可能性も考えられます。

子育て世帯がマイホームを購入する際は、
自分たちのライフステージに加えて、子供のライフステージも
同じように考えて資金計画を立てる必要があります。

自身での計画が難しい場合は、
プロのファイナンシャルプランナーに依頼することもおすすめです。

今回は”子育て世帯の住居”についてまとめてみました。

子供がいる家庭ではマイホーム探しの悩みはつきません。

自身のご家庭ではなにを最も重要視したいのか、
譲れない条件をしっかりと精査し、
後悔のないお家探しを行なってください。

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