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その家大丈夫?欠陥のある住宅を見分けるポイントを解説

購入前に気付きたい!内覧時に注意して見たい箇所とは?

こんにちは!

今回は”欠陥住宅”についてご紹介します。

「マイホームを購入したいけど、欠陥住宅を選んでしまったらどうしよう」

お家探しをされている方なら、誰しもが一度は思ったことがありますよね。

人生で最も大きなお買い物と言っても過言ではないマイホームの購入。

欠陥住宅を選んでしまい失敗しないためにも
ここでは購入前に確認できる欠陥住宅の見分け方などを見ていきましょう。

欠陥住宅とは?

“欠陥住宅”とは、欠陥住宅被害全国連絡協議会において
「通常有すべき安全性を欠いた住宅」と定義されています。

つまり、基礎や土台、柱や梁などの構造部分に問題があり、
本来備えておくべき品質が保たれていない建物のことを言います。

構造部分に問題があると、建物の傾きや水漏れ、雨漏り、
ひび割れなどを起こし、とても安心して住むことが出来るお家とは言えませんよね。

欠陥住宅に住み続けることはストレスにもなり、
健康被害や、さらには生命を脅かすことになり得る可能性もあります。

構造部分の欠陥などは住み始めて数年経ってから判明するケースもあるため
新築だから大丈夫、というわけではないのです。

欠陥住宅を見分けるためには?

新築・中古に限らず、内覧時にしっかりと物件を確認することがまずは大切です。

「大手のメーカーだから大丈夫だろう」

「ここの工務店で欠陥住宅なんて聞いたことがない」

などと思い、チェックを怠ってはいけません。

購入後に欠陥が判明した場合、契約内容によっては補償対象になりますが、
欠陥住宅を買ってしまった、なんて思いたくないですよね。

「床の傾き」「天井部分の確認」「ドアや窓の開閉」などは
内覧時に確認することができます。

床の傾きを調べるのに有名な方法は、ビー玉を転がしてみるという方法です。

どの物件でも多少の傾きはあるためビー玉を床に置くと転がることがありますが、
それがあまりにも速いスピードで転がる場合は欠陥住宅の可能性があります。

そうしたお家は、一歩足を踏み入れた時に違和感を感じたり、
少し気分が悪くなったりと”ゆがみ”を感じることもあるでしょう。

また、欠陥住宅のクレームで最も多いのが”雨漏り”です。

雨漏りをしていると屋根裏や天井部分にシミがあります。

住んでから雨漏りに気付いてしまうとショックですよね。

可能であれば雨が降った後、または翌日に屋根裏を確認してみることがおすすめです。

最後にドアや窓といった建具の開閉がスムーズに行えるかもチェックしてみましょう。

軋んだ音がする場合や、うまくドアが閉まらない場合など、
設計に問題があるかもしれません。

お家自体に問題はないとしても、1日の間に何度も開閉する建具の立て付けが悪いと
住み始めてからストレスになるはずです。


このように、住む前、内覧時にも欠陥住宅かどうかを
確認する方法はたくさんあります。

ほかにもタンスや押入などの湿気具合や床の浮き、
外壁は塗装で亀裂が隠されていないかなど、目視や感触で確かめられる場所は
内覧時にしっかりと確認しておきましょう。

内覧時以外で気をつけたいポイント

欠陥住宅を購入しないため、欠陥住宅だったと分かった後にも
しっかり対処できるよう、以下のポイントを確認してみましょう。


①住宅診断(ホームインスペクション)を受ける

住宅診断とは、第三者の立場から住宅の検査を行う、
いわば住宅の健康診断のようなものです。

隠された欠陥や、中古物件などは物件の劣化状況、改修が必要な箇所や時期、
またその際のおおよその費用などを調査し、アドバイスをしてくれます。

過去の記事住宅診断(ホームインスペクション)とは?本当に必要ある?で住宅診断についてまとめていますので、
合わせてご参照ください。


②工事現場を見学する

未完成の物件に限りますが、注文住宅のみならず
建売物件でも工事現場を確認しに行くのも一つのポイントです。

工事終了後の現場の様子は整理整頓され片付いているのか、
工事の管理者は現場に来ているのかなどは、
専門知識がなくとも確認することができます。

整理整頓もできていないような現場は、施工管理が甘く
品質も良くない可能性があるため注意が必要です。


③補償内容・アフターサービスの内容の確認

欠陥があった場合や、入居後にトラブルが起こった際に
困らないよう、契約前に補償内容やアフターサービスの内容を
しっかり確認しておくことも大切です。

補償の期間や対象箇所、また補償金の内容、
アフターサービスにはどういった内容が含まれているのか、
入居後はいつまでサービスを受けることが出来るのかなど、
分からないことは全て担当者に確認するようにしましょう。

まとめ

今回は”欠陥住宅”についてまとめてみました。

人生の中で大きなお買い物であるお家購入を
後悔の残るものとならないよう、
欠陥住宅の見極めをしっかり行いながらお家探しを行いましょう。

最後に

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